最近の話題-F1パブリックビューイングに行ってきた-
ちょっと時間が空いていますが、先週の日曜日の話を。
その日は、相変わらず一人で皇居・馬場先門のパレスサイドサイクリングコースへ
自宅→(バス)→小杉駅→(東急線)→等々力→(東急バス東98系統)→馬場先門みたいな感じでした。
サイクリングコースで4、5周しました。現地までの交通費+食事・飲み物代以外は無料なので、極論ですが自宅から走りにこれちゃうわけです。一周3kmなので、4、5周したら12~15kmといった感じです。所要時間は20分程度(自分のペースや、信号のタイミングもあるため、若干前後する)。
13:00くらいに切り上げ、ホンダ本社のある青山へ。
青山に着いたら、結構な人だかり。まぁテストの結果は前年と比べたらいいことはいい。PUの冷却系や、特にデプロイメント(MGUからバッテリーへの再充電の効率)を見直したり、信頼性を向上させたりした。確実に壊れにくくなっている。
中央のスクリーンモニターにはすでにフジテレビCS放送が映し出されていた。
今回の実況は小穴アナ、解説は右京さんと川井ちゃんである。
ひとことでいえば、面白いレースだった。
フォーメーションラップでクビアトがストップしてシーズン最初のリタイアとなってしまう。
スタートはベッテル・ライコネンのフェラーリ勢が飛び出しワン・ツー。→フェラーリファンの僕他みなさん歓喜。
あとはハミルトンやロズベルグがどこまで追い上げるか。
フェラーリの好機もそんなに長くは続かないのである。。。
ベッテルのラップタイムがだんだん落ちてきた。スーパーソフトタイヤがタレてきたのがわかる。
16周目あたりにベッテルがピットイン。しかしライコネンはステイアウト。ピットアウトしたベッテルはロズベルグを逆転したが、ギャップが小さいのでライコネンが順位を失うのは明白だった。
17周目にマクラーレンホンダ・アロンソとグティエレス・ハースが接触。DRSを作動させてスリップストリームからオーバーテイクしようとしたアロンソがエンジントラブルによりブレーキングを早めたグティと接触。1回転半回る大クラッシュで、PV場内からも悲鳴が上がった。僕もびっくりした。
SCDになり、その後バリアの修復やデブリの多さから赤旗中断に。
7分間中断し、1周のSCランの後、再スタート。
中断中はタイヤ交換ができるので、中断前のタイヤをそのまま使うドライバーもいれば、タイヤをニューのミディアムに交換して臨むドライバーもいた。
その筆頭がハミルトンである。
1位ベッテル。しかし彼はSS→SSなので2種類のタイヤを使用するルールを消化していない。もう1度ピットストップをする必要がある。しかしかなりの距離を走ってきたので23秒のロスタイム分のギャップをロズベルグから稼ぐのは不可能。ラップタイムの差もあまりない。
2位ロズベルグ。再スタート時にMを選択。もうピットストップはない。ベッテルについていかなくても勝機はある。
となって、結局ベッテルはピットインし、Sに交換してハミルトン追撃。
残り2ラップの最終1コ前のコーナーでオーバシュート。コースオフ。ハミルトンを逆転のシナリオは絶たれた。
ロズベルグが優勝。ハミルトン2位。ベッテル3位。2015年は1位 HAM 2位 ROS
3位 VETだった。オーストラリア開幕でのチャンピオン獲得率は高い。今年は、とうとう「無冠の貴公子」が輝く時代が来て、ヒル以来の親子2代チャンピオンという夢を成し遂げられるのか?
僕の好きなドライバー、ライコネンはツキのないレース。20周目にインダクションボックスから煙。火も出た。去年もピットストップのミスによりリタイア。ベッテルと同じくらいのペースで走れるのに、ツキがない。。。
あとはハース・グロージャン。
本当に小松さんとのコンビは凄い。新興チームなのにポイント獲得って、2002年のトヨタ、ミカ・サロ(当時も6位1ポイント。グロジャンも6位。現在は8ポイント。)以来。
ロータスでの最終年の3位表彰台も素晴らしかった。なにかこの2人は起こしてくれそうな気がする。今後に期待。
あとはフェルスタッペン。若いな。。
と、ドドッと振り返りましたが、久々に面白いレースを見れたような気がしました。
次のパブリック・ビューイング(=PV)がいつになるのか楽しみです。
たぶん、やるとしても中国GPだな。あと、スーパーGTも気になる。
4月10日にやるらしいので、観に行く予定。結構疲れた割には眠くなりにくい印象でした。これからも、自転車続けます。